青空が広がっていた3日目と打って変って、恐ろしく豹変した4日目の山火事です。
風向きが変わり、少しずつコントロールされていたWaldo Canyon Fire、本性を現したかの様に牙を剥きました! 3日間一つの建造物被害も出さなかったのですが、一挙に西側の高級住宅地が炎に飲み込まれ幾つもの豪邸が焼かれました。
我が家から15~20キロ位の所です。沢山の木々に囲まれて閑静な眺めの良い住宅地でした。
写真は家の裏で、この辺りは煙こそ来ますが、避難勧告も出ていない、町の東側になります。
青空と火事の煙の境目がこんなにはっきり判ります。
太陽が不気味な色になって行きます。
黒い煙がどんどんと太陽を飲み込んで行くみたいに見えます。
夕陽が溶けて行く・・・。
西から東に向かって強風が吹き雲の動きが激しくなり、同時に火が飛んであちらこちらに新しいFireがスタートします。
同じ時間帯に撮影した写真ですが、風向きが刻々と変化するため、こんなに空の色が違います。
まるで夕陽が灼熱の空気で溶けかかっているかの様な写真になりました。
この後、ニュースでは炎に包まれて崩れ落ちて行く家々の様子を夜中まで報道していました。
早めの避難が功をなして、死傷者の報告は今のところありません。でも相変わらず山火事の威力は衰えるどころか、風によって勢いを増し、飛び火を繰り返しています。
現在3万2千人以上が避難を強いられ、さらに多くの人たちが避難準備区域でハラハラしながら、山火事の行方を見守っています。
実際に家が燃えている写真もネットやニュースに出ていますが、見ていて悲しくなってしまいますので、ブログには載せないことにします。
これ以上被害が出ずにどうぞ収まってくれますように・・・。
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