じぇ、じぇ、じぇ～！

何がじぇ、じぇ、じぇ～かと言いますと・・・

あなたはどなた？

 キッチンの窓からふっと畑を見ると、えっ？何だか大きな動物がいる？アライグマでもなし、きつねでもなし、リスやウサギの大きさじゃないし・・・数秒の間に婆やの頭は珍しくフル回転して、この大きな動物が見たことも無いニャンコだと認識しました。
日本では当たり前の野良猫もコロラドスプリングスでは全くと言っていいほど見かけないので、一瞬、畑にいる動物が猫だと脳が認めなかったみたいです。（笑）
 
朝露の滴る野菜の葉の下を潜ったと見え、お顔が濡れてます。
大慌ててカメラを片手にデッキに飛び出した婆やに気が付いて、ミャ～、っとないて何だかとっても人懐っこそう♪

ブルーの瞳がとても綺麗です。

 あのね、うちには大きな子がいるの・・・だから気付かれるとたぶんすごく面倒なことになると思うのよ・・・

血統書付きのニャンコでしょうね～。

 それにしても何とも立派な綺麗なニャンコでしょう！
お顔はシャム猫っぽいですが、全体が長毛できっとシャムとペルシャをかけ合せたヒマラヤンではないかな？どう思います？
 
 
 
 
あら？婆やが外に出て来たと言うことは・・・当然影の様にこの方もついて出て来ますよね・・・まずい！

出ました！家政婦は見た！（秋田犬バージョン）

 きっと太郎の脳みそもこの子が猫であると認識するまで時間を要したのでしょう。数分かかりました。（爆）
 
 
ただ認識した後の行動は婆やより何十倍も早い！
ニャンコ、危うし！

ジャーンプ！！！

 どんなに犬が頑張っても猫には敵わない・・・昔、大型犬、小型犬と一緒に猫4匹を飼っていた時に悟りました。高いところにさっさと上がれて鋭い爪を持つ猫には、犬はどうすることも出来ないのです。まあ、太郎は一緒に遊びたかったみたいでしたが、そこは深窓のお姫様みたいなニャンコのこと、さっさとフォーコーナーズに上ってフェンスの向こうに消えてしまいました・・・。

ニャンコ、どこ？どこ？にゃんこ？

 

お母さん、お友達いなくなっちゃいました・・・僕、一緒に遊びたかったのに・・・

行っちゃいました・・・

しばらくフィーフィー泣きながら、畑のフェンスの前をウロウロしていた太郎でした。

ニャンコですが、どうも斜め後ろのミニチュアダックス君と高齢のラブちゃんのいるお家の子じゃないかと思います。もしかしたらそのお隣かも？飼い主さんが名前を呼ぶのが聞こえました。
無事にお家に帰れたと思います。

37年コロラドに住んでいて外で猫が勝手に出歩いているのを見たのは本当に数えるほどしかありません。
それだけに今回のニャンコの畑訪問は、じぇ、じぇ、じぇ～！なニュースだったのです。

お騒がせ致しました。m(_ _)m