2012年9月2日日曜日

爺やの趣味のひとつ

ダウンタウンにコロラドスプリングス市の美術館があります。 ここまでは滅多に自分でドライブして出て行かない婆やですが・・・めずらしいことに今日は爺やが「美術館に行こう!」と 耳を疑うようなことを言い出しました。ん? あっ!盆栽やってるんだっけ? 爺やの趣味の一つ、盆栽の展示販売会があると新聞に載ってました。 もちろん!行きます!
久し振りの美術館
パイクスピークの頂き、先月ちょっと気温が落ちた時には、少し白い部分が見えたのですが・・・
あれから毎日残暑厳しく、その姿は完全に夏山そのものです。
パイクスピーク


あまり大きな美術館ではありませんが、結構色々な催しをしているみたいです。
富士吉田の山祭りの時に出店なさった切り絵師の百鬼丸さんの展示もまだ行われています。
美術館正面玄関


あら~まぁ~~~! 入って早々盆栽より婆やは切り絵に目が行ってしまいました。

百鬼丸さんの切り絵の前に盆栽

これ、本当に切り絵?まるで壁に描いた水墨画みたいです。
盆栽もですが・・・切り絵がすごい!


盆栽の素敵なところは、小さな器の中に大きな世界が凝縮されて入っている様に感じられることではないかと婆やは常々思っているのですが、この松の木などは、まさに古木を思わせるようなどっしりとした趣があります。
まるで松の大木の様


ついつい盆栽より後ろの切り絵に目が行ってしまう・・・色付きも良いがやっぱり黒がインパクトがありますね。
小さい盆栽の後ろには小さい切り絵


爺やはたぶんサツキ?と言っていますが、このピンクのお花、まるで葉っぱが色付いたみたいな形なのですが・・・。
さつき?


巨大なインディアンの切り絵、お見事!
切り絵の迫力に盆栽負ける!


こんなミニサイズの盆栽もありました。
かわいい盆栽


秋になったら真っ赤に色付くのでしょうか?
もみじによっては一年中こんな感じで赤くならないのもあるのです。家の前庭のもみじがそう。
それともコロラドの冬が早く来すぎて赤くなりそびれるのか?
もみじ

ミニ盆栽、これが一番かわいい!これなら婆やにも作れそう?
私のお気に入り


あれこれ物色していた爺や。盆栽の鉢を2つと最後の最後まで悩んだ挙句、この盆栽を購入。
購入した盆栽


あら?なんとまあ、ちっちゃなちっちゃなお花が!
こんなに可憐な白いお花が!


犬って本当にこんなに寝るものなんでしょうかね~?
気温が高いと余計に寝てばかり?・・・???それって婆やと同じ・・・?
35℃近くまで上がった日中・・・昼寝する太郎



太郎 お菓子食べる?と声をかけてみた・・・どうせ起きないよね~

あれ?起きた!

食べるんかい? 食べるんだ。

はい!食べます!


夕方になり少し夕立があり、気温がスーッと下がりました。10℃以上下がり、息を吹き返したように急に活動的になった太郎。
デッキの上でご近所の安全と平和のためにパトロールに余念が?????
このまま、また寝る?

はい、ご近所もしごく平和な様なので、また寝ます。

だろ~ね~。

6 件のコメント:

Dori さんのコメント...

ほんとにすごい切り絵です。
インディアンの切り絵の迫力は圧巻ですね。
一通り切り絵を見てから、次に最初から盆栽を見せて頂きました。

私、結婚したころは盆栽が趣味でした!
夫と盆栽を見て回ったり、購入したりしてたんですよ。
本も買って、やる気満々だったのに、興味はランに移り、草花、バラと変わって行きました。

ご主人の買われた盆栽もいいですねぇ。
華やかなバラの事ばかり考えている今、盆栽を見ると心が落ち着いてしっとりします。
遠いコロラドで盆栽展、離れていても日本は
身近なのですね。

mikko さんのコメント...

Doriさん、コメントありがとうございます。
私、昔は盆栽って年取ってからやるもの、と決め付けてましたが・・・いつの間にか十分年取りました。(笑)

主人は家中、庭中の植物を大事に育ててくれるので、私はもっぱら鑑賞するだけ。

小さな白いお花が一年中咲くと言われ、買って来た今回の盆栽、楽しみです。
でも主人も私も盆栽に関する知識が無さ過ぎるので、もう少し本でも読んでお勉強しなきゃ、と思ってますが・・・。
だって盆栽展で私達が日本人だからか、アメリカ人の方がお声をかけてくださって、教えてください、って言われたりしたのですが・・・
いえ、いえ、とんでもございません、ど素人です、とすごすごと逃げ出してきました・・・
あ~、恥ずかしかった!

やはり盆栽は日本から、と言うのは皆さん解っていらっしゃるようです。

いせっこ さんのコメント...

ご主人が買われた盆栽は何ですか?
最初のふたつの盆栽はホント、後ろの切り絵によくマッチしてること。
「さつき?」とおっしゃってる盆栽ですが、写真ではよくわかりませんが、なんかブーゲンビリアのような感じじゃありません?
 父が亡くなる数年前に旭山という桜の盆栽をいただいて楽しんでいたので、枯らしてはならぬとがんばっていたのですが、だんだん花付きが悪くなって、植え替えも自信がなくて庭に下ろしました。で、でかくなったのですが花が咲かないの。

mikko さんのコメント...

それが・・・名前、なんか言っていたのですが、ふたりして家に帰った頃にはすっかり忘れて・・・どなたか写真見て分る方いらっしゃらないかしら?

そうですよね~、どうみても“さつき”じゃなさそうな感じ。確かに葉っぱはブーゲンビリアみたいかも。
桜の盆栽ですか、いいですね。
小さな桜が咲いたら素敵でしょうね~。
切り絵と盆栽のコラボ、なかなかですよね。
見応えある展覧会でした!

サコリン さんのコメント...

今、盆栽に世界が注目!って以前何かの記事で読んだことがありました。
日本の文化がこうして海を渡って広がっていくのは嬉しいですね。
そして、素晴らしい切り絵に感嘆です。
ヒゲの一本一本も見事に切り抜かれて、盆栽とすごくマッチしています。
何だかコロラドとは思えないほど、和の心がたっぷりの美術館ですね。
日本に居るとついつい当たり前のように、何の感動もせず盆栽を見てますが、改めて盆栽&切り絵の素晴らしさを教えて頂きました。

mikko さんのコメント...

サコリンさん、コメントありがとう!
実は私も切り絵も盆栽も、“ふ~ん、切り絵と盆栽か~”みたいな気持ちで行ったのですが、とんでもない! 切り絵のすごさに圧倒され、盆栽に一生懸命のアメリカ人のおじいいちゃまたちにほのぼのし、何だか久し振りにアート魂が良い刺激を受けました!
芸術の秋、何か作るぞ~!と意欲だけは満々。
油絵や陶芸、腰を上げてやってみようかな~。
道具だけは何でもあるのですが、問題は
自分の体力と気力なんですよね~、私の場合。
ステンドグラスもいいな~、なんて気持ちだけが先走りしている自分がいます。(苦笑)