2010年3月9日火曜日

ヨガのクラスのGRANDMA達

3月は6人がシニアヨガのクラスにサインアップしました。顔なじみのいつものメンバーです。このヨガクラス、一応55歳以上を対象として行われていて(私は今は55ですが、2年も前から健康状態を理由に入れてもらっていました)ほとんどが60才以上の女性です。先生も同じ位の年齢のとっても明るく優しい方で、私が2年間も続いているのは彼女のパーソナリティーのおかげだと思います。実際のヨガのエクササイズの他にこのクラスでは、みんながいろんな情報を交換し合ったり、感じたことを話したり、おしゃべりも重要な一部を占めています。インストラクターのジニーさんが最近良く引用する本が上左のThe Happiness Projectです。なんだか彼女の話を聞いていたら私もどうしても読んでみたくなり、家庭菜園の本と一緒にネットでオーダーしてしまいました。昨日届いたのでまだ読み始めてないのですが、楽しみです♪ 
家庭菜園の本は「畑やらない人がなんで家庭菜園の本?」と爺やから当然の疑問の一言を言われましたが・・・「私がブレインであなたが実行者!?」と訳のわからないこと言って誤魔化しておきました(苦笑)。だって本を見るの大好きなんですもの!やるやらないは別として。



今日は自然の美しさの話題が。ハワイにスキューバダイビングに行って熱帯魚のあまりの美しさに感動したベティーさん、「いったい神様は どんな魔法を使ってあんなに綺麗な魚たちを創造なさったのかしら?」と言い、 昨年、ペルーのマチュピチュに旅したキャシーさんはそこで見たハミングバードの尾が細く長くそして見たことも無いような鮮やかな青い羽がその尾の先っぽに生えていることに感動したことを話・・・それをみんながうんうんと頷きながら楽しく聞くのです。

私がいつも感じるのは会話の根底に神様の存在が自然にあるということ。アメリカがキリスト教の国であると実感する時です。父が牧師で学校もすべてキリスト教の私立学校に通った私にとってこれはとても居心地の良いことで、すんなりと会話に入っていける気がします。



今日はもう1つの話が・・・先ほどのマチュピチュに旅したキャッシーさん、軍隊の病院に勤める看護師の友人からのメールを読み昨夜は涙に暮れたそうです。友人の勤める病院で、今日、明日にももう人生の最後の時を迎えようとしているひとりの父親が、そしてその枕元には若いマリーン(海兵隊)が。一晩中父親の手を握って・・・看護師は彼が何度もI love youと言うのを耳にしたそうです。そしてその夜父親は静かに息を引き取りました。
翌朝、父親の手を一晩中握っていたマリーンに友人がお悔やみを述べると、青年は「彼は私の父親ではないのです。私はこの病院に入院している同僚の父親に彼がイラクで戦死したことを伝えるために来たのですが、その前に昨夜亡くなられた方に会い、なんだかそこから離れてはいけない!と思ったのです。それで一晩中ベッドサイドから動くことが出来ませんでした。」亡くなった男性は偶然にもマリーンの戦死した友人の父親でした。父親は遠くイラクで戦っている息子が自分のために戻ってきて最後のときを手を取って見守り、見送ってくれたと思い安らかに旅たったのでしょうか・・・。
平和に生活しているように思えても、この国はまだ戦争中なのです。毎日のように尊い命が失われていくそんな悲しい惨い戦争がどうか一日も早く終わり、世界に本当の平和が訪れますように!と、皆で手を合わせ祈りながら終わった今日のヨガクラスでした。

2 件のコメント:

c.lambert さんのコメント...

私もフィットネスのクラスに週3回通っていますが、確かにいい交流の場になっています。キャシーさんの話、とてもいい話ですね。この話を読みながら、ケヴィンのパパのアーミー時代の仕事を考えました。ご存知かとは思いますが、彼も戦死者の家族のところへ訃報を届ける役目だったのです。その役目が彼の人生への考え方をすごく変えたようですね。

mikko さんのコメント...

以前に聞いたことあります。そしてその時思いました。この役目に彼ほどの適任者はいないだろうと。それほどケヴィンのお父さんは、人の痛みの解る暖かい心の持ち主ですよね!今週末はアイリーンと二人してそちらに行かれるとか。どうぞ楽しい週末を!(^^)