2010年5月2日日曜日

外国人が「日本に長くいすぎた」と実感するときは・・・

今回は写真無しなのですが、どうしてもこれは載せなきゃ!と思う面白い記事をネットで見つけたのです!
もしかしたらもうすでにお読みになられた方もいらっしゃるかも知れませんが、まだの方のために
http://labaq.com/archives/50779932.html これがそのサイトです。ぜひ読んでみてください。
なるほど!う~ん解る、解る。それってちょっと違うんじゃない? など反応はそれぞれかと思いますが、
私は家族と一緒に結構楽しみました。

数例を挙げてみると、
1.山手線のホームで人波を左右に押し分けながらかいくぐり、電車に飛び乗り、ドアが閉まらないように手で押さえ、その間にかばんを電車に引っ張りこむ。その理由が、少なくともあと2分は電車が来ないためだとわかっているとき(外国では1時間にたった1本の電車が平気で遅れてくる。ひどいときは数日遅れる。)

2.写真撮影のときにピースサインをしてるとき(日本人だけが老若男女でやけに好むポーズ)

3.医者から処方箋をもらうとき「これが白い錠剤、こちらが青い錠剤、これはピンクの粉末剤」と言う説明でもなんら不満に思わないとき

4.田んぼに囲まれた全く何もないとてつもないへんぴな場所で、飲み物の自販機を見つけても驚かず、電源がどこからきているのかも不思議に思わず、そのぽつんとした自販機がコーラを買ったあとにお礼を言ってくれることにも何も思わなくなったとき(海外で人気のない場所の自販機は盗難にあって当然)

5.片手チョップスタイルと連続お辞儀が混雑を通り抜ける手段だと思い始めるとき

どうです?そうだな~、って考えさせられませんか? 日本にいると当たり前のことでも外国では考えられないこと一杯あるんですよね。良い勉強になりました。

そこでコロラドに住んでいる我が家でも、この反対バージョンを考えてみることに。
つまり・・・「アメリカに長く居過ぎた?」と実感する時・・・

1.信号待ちで青になってもすぐ動かない前の車にクラクションを鳴らさなくなったこと(これは日本で運転していた爺やが一番実感したことだそうです)

2.周りの人を見てつい「私はまだ細い?」と一瞬でも自信を持ってしまう時(これを実感しているのはもちろん婆やです。国民総デブ国家?のアメリカならではの大きな錯覚で、日本に里帰りすると途端に現実に引き戻されるのでした)

3.成田空港で至れり尽くせりのサービスをたっぷり受けた後、到着したLAの空港でものすごくぶっきらぼうな店員さんの対応になぜかホッとしてしまう時(これも婆やの実感したこと。日本のサービスは本当に申し分ないのですが、ガサツな扱いに慣れてしまうとなんだかそれが懐かしい?そして至れり尽くせりがちょっと重く感じたりして・・・)

4.スーパーのレジで手際の非常に悪い店員がくだらないおしゃべりをしながらチンタラレジ打ちをしていても笑顔で悠然と待っていられると言う芸当を見につけられた時!(こんなことは日常茶飯事ですので、それでいちいち頭に来ていたら身が持ちません)

まだまだあるのですが、こうやって考えてみると34年間の在米生活、確かに日本人らしくあるには長すぎたかも知れません。だから最近は自分はアメリカ人ではないですが、たぶんコロラド人?と思い始めている婆やです。

余談ですが、コロラドはアメリカで一番肥満率が低い州らしいです(18.4%)。他の州はみんな20%以上。一番ひどいのはミシシッピ州でなんと31.6%。これは2008年の調査でWHOの調べではないそうですが・・・ WHOの調べではアメリカはなんと肥満率66%!! 日本は3%ですって!!! ですから婆やの勘違いも頷けますでしょ?見る人みんな本当に大きいのですから。
(*^-^*)

4 件のコメント:

imakoko さんのコメント...

この記事、納得です。処方箋、田んぼの真ん中の自販機、空手チョップには特に笑いを誘われました。

Mikkoさんは、レジでイライラされないとのことですが、大した物です!
在英8年、在米10年にもなろうというのに、私は、まだどの列に並ぶか真剣に選び、チェックを取り出す人にぶつかると、にわかに血圧が上昇することも。修行が足りんと反省しました。

mikko さんのコメント...

これってどんな町に住んでいるかがかなり影響するかもしれません。コロラドスプリングスはのんびりした田舎町なのでしょう。(カルフォルニアと比べると特にそうかも知れません)東京に住んでいる時は今よりもっと自分自身がピリピリしていたような気がします。それと年齢もありますよ。だんだん角が取れて丸くなるんです。最近実感してます。呆けも入ってきて益々ボーっとして来てるような・・・???

c.lambert さんのコメント...

これ、私も納得!ケヴィンに英語版を転送し2人で楽しみました。しかし、imakokoさん同様、私もまだまだ年期が足りない。在英3年在米7年ですが、今だにむっとくることがかなりあります。でも、日本に帰った時にうーむと思うこともあり。まだビミョーな立場です。

mikko さんのコメント...

お~!C-ちゃんお帰りなさ~い。実は昨日さすがの私もこれは参った、と思うことがありました。洗濯機の修理を頼んだのですが、午後の1時から5時の間に伺います、って相変わらずアメリカの業者のえらくアバウトなこと・・・まあこれはいつものこととして・・・丁度風邪を引いてしまって具合の悪かった私はなるべく早く来てくれたら、そのあと少し横になろうと思っていたのですが・・・。4時ごろオペレーターから4時半から5時の間に行きます、と連絡あり。ところが待てど暮らせど現れず?すると5時過ぎにテクニシャン本人の携帯から電話(自分で携帯持ってるんだったらもっと早くに連絡せんかい!)これから行きますだと。それから待つことさらに1時間。家族でバーベキューの予定でそっちの準備を始めた頃にやっと現れたのが、どうやって洗濯機の後ろに回れるのか?と疑問に思われるような太ったおじさん。かがむ度にゼーゼー、は~は~。結局2時間修理にかかりました。解ってはいるつもりですが、こんな時アメリカのサービスの質の悪さに改めて感心?させられます。私の風邪も最悪の状態に・・・とにかく疲れた一日でした。