通りに停まっているのはコロラドスプリングスからのツアーバスです。それもうちのお店の隣のパーキング場から出発しているのです。何たる偶然!
コロラドスプリングスからのツアーバス |
町のメインストリートを一番端まで歩いて上って見ました。赤レンガの古い町並みがなんともかわいい!
坂の上から町を望む |
この町並みを写真に収めようと道路に立ってカメラを構えるA子さん。そこで「道路で写真撮ってる日本のおばちゃんの写真撮らなきゃ!」と言いながらカメラを構えると・・・
「え、えっ、どこどこ?どこに日本のおばちゃんがいるの?」と、A子さん・・・・・?
え゛~!コロラドのこんな片田舎町に日本のおばちゃんなんて、私達以外にいないっしょ!
「あら!あたしのこと?」この後A子さんとH子さんと婆やでもう大笑い!
A子さん、町を撮る。 |
坂の一番上に古い刑務所が博物館として残されていました。1901年から1992年まで実際刑務所として使用されていた建物で、その時のまま保存されています。非常に興味津々で中に入ると
一階の奥が男子監房、2階道路側が未成年と女子の監房でした。
まずは男子監房へ。
中に入ると看守室などがあり2階の女子監房に上がる階段があります。そのさらに奥に鉄のドアが。開けて入るとそこは2階まで吹き抜けになっている大きな部屋。建物の中心に鉄格子で囲まれた2階建ての男子監房があるのです。周りぐるっと回れる廊下になっていて、きっと看守がそこを歩きながら監視していたのであろうと思われます。今は観光客用に例の白黒のストライプの囚人服が置いてあり、自由に着て写真を撮ることが出来るのです!
こんなチャンスは2度と無いでしょ!
そこで早速、A子さん、H子さん、囚人に変身!!
申し訳ありません・・・お二人のお顔が余りに優しく、場にそぐわないので少し手を加えさせて頂きました。どうでしょう?凶悪犯に見えますか?
体重の重い囚人はいったいどうしたのか?と心配してしまうほどの華奢なハンモック・・・ここは6人部屋です。
男子6人部屋 |
寝台車の様なこの部屋は2人部屋。
男子2人部屋 |
こちらはベッドが一つ。どの部屋の壁にも囚人達が書いたのであろう落書きが。
一人部屋 |
ここは窓も格子も電気も無い真っ暗な独居房。ここに閉じ込められた囚人はいったいどんな罪を犯したのだろう・・・? たった20年前まで実際に使われていたのが、何だか生々しい・・・。
独房 |
いくつも部屋があるのにそれぞれの階にトイレが一つずつしかない。
きっともう二度とここには戻りたくない!と思わせるように劣悪な環境にしてあったのだろうか?
トイレは一つのみ |
男子の監房を見た後、女子の監房を見学に・・・どの位酷いのだろうか?と少しハラハラしながら2階に上がると、そこはなんと明るいではありませんか!
一瞬囚人がいるのか?と思ってしまったのですが、このマネキンは看守服を着ています。
囚人服はやっぱりストライプじゃないとね~!
女子独房 |
女子の監房にはバスルームまでありました。男女でここまで待遇が異なるとは・・・。
やはりアメリカはレディーファーストの国だから?
女子バスルーム |
窓に鉄格子こそあるものの、ちょっと安いアパートかと思えるくらいのお部屋です。実際罪を犯した子供とその世話をする女性が一緒に泊り込んでいたケースもあったようです。
いったい子供の囚人って、どんなことをして捕まったのでしょう?
女子2人部屋 |
A子さん、H子さん、ご協力ありがとうございました!(^^)b
楽しかったですね、刑務所見学!
2 件のコメント:
すごいですねえ、刑務所。ついこの間まで使われていたというのが、なんかリアル感があってすごい。朝日歌壇にアメリカの刑務所に入っている人の歌がよく掲載されますが、ちょっと思い出してしまいました。
日本じゃ考えられないと思ったら、網走監獄の博物館というのがあるんですね。でもネットで見る限りリアルというより歴史を感じます。う~ん、コロラドスプリングスへ行ったら見たいものあり過ぎです。
F-ちゃん、いつもコメントをありがとうございます・
刑務所つい20年前まで実際に使われていたと言うのが一番興味深いところでした。
コロラドにいらしたら、ご案内しますね。
私は網走監獄も見て見たいです。規模がずっと大きいでしょう?
Cripple Creekのは小さいです。
ちなみに入場料は2ドルでした。
コメントを投稿