2012年8月16日木曜日

こんにゃく作り

A子さんが日本から材料を持って来て下さいました。こんにゃくを手作りします!
材料はこんにゃくいもから作ったこんにゃく粉と消石灰(食品添加物用)と水のみです。

今回は少し多めに作って見ることに。通常はこの半分の量でも爺婆なら十分だと思いました。

こんにゃく粉・・・50g    水・・・1.8㍑(粉の36倍)
消石灰(食品添加物用)小さじ1   ぬるま湯・・・200cc
☆ 全体に使う水分は粉の40倍
材料はこれとお水のみ

こんにゃくの作り方の紙を写真に撮ってアップしておきます。挑戦される方はプリントして使用してください。
作り方

今回は初めてなので、A子さんがお手本を示して下さいました。婆やは途中混ぜ混ぜしただけです。ですから写っているのはA子さんの魔法の手。なんでも手作りしてしまうA子さんの手は
本当に素敵な手だと思うのです。

70℃以上に1.8㍑の水を鍋で加熱し、こんにゃくの粉を少しずつ混ぜながら振り入れ、良く混ぜる。
木べらでかき混ぜる

木べらでただただひたすらかき混ぜます。A子さん汗だく!
ただひたすらかき混ぜる

火から下ろして冷まします。手が入る位まで。粘りが出るまでしっかり混ぜます。
アク(凝固剤=消石灰)を入れる前は練り過ぎと言うことは無いので、しっかり練る!
練りが足りないと美味しいこんにゃくは出来ません。
火から下ろしてさらにかき混ぜる

こんな感じになって来たら、いよいよ消石灰を入れられます。
いい感じになって来た

消石灰をぬるま湯200ccで溶き、こんにゃくに加えます。
消石灰を加える

手が入れられる程度の温度なので、手で混ぜていくのが一番です。手でこんにゃくの固まり具合を感じながら混ぜて行きます。
手で捏ねる

最初少しバラバラになりますが、そのまま混ぜていくと消石灰を加える前と同じような状態になります。これが仕上がり状態です。ここで止めずに練り続けるとちぎりこんにゃくになってしまうので要注意!
固まり始めた

大きなタッパーに平らになるように詰めます。もちろん鍋のまま固めても問題無し。ただ後で切り分けるときに四角いほうがやり易いかも?
タッパーに平らに入れる

そのまま放置しておくと、弾力のあるこんにゃくに!! 指で押さえてもくぼみません。
これで30分程放置

適当な大きさに切り、鍋で1時間ほど中火で湯がいてアク抜きをします。
あく抜き

なんとも綺麗な手作りこんにゃくの出来上がりです♪
出来上がり
保存方法は今は夏なのでアク抜きをしたこんにゃくをジップロックのバッグに入れて冷蔵庫で1週間ほど保存できます。
冬はたっぷりの水に入れて冷蔵庫に保存。
刺身こんにゃくとして頂くのは作りたてが一番美味しいです。次の日くらいまではそのまま刺身にして食べられますが、その後はさっと茹でて召し上がってください。
まずはワサビ醤油で
作りたての1本分刺身にすると分量は上の写真くらいになります。
ワサビ醤油も良いのですが、お味噌もなかなかです。

特性味噌の作り方

材料:砂糖・・・1カップ 味噌・・・1カップ   
みりん・・・大さじ2~3杯  酢・・・大さじ1杯
少量を作りたい時はすべてを半分の量にしても。常に砂糖と味噌は同量で作ること。

全部を鍋にいれよく混ぜながら中火にかけます。
沸々煮立ってきたら火を止め、冷ましてから密封容器に入れ冷蔵庫で保存。一ヶ月程はOKです。この味噌はきゅうりにつけても美味しいですよ~!
さらに刺身こんにゃくはもちろんですが、おでんにしたこんにゃくをこの味噌に付けて食べると最高です。
特性手作りみそで
結構沢山出来たのですが、美味しくってあっと言う間に無くなりました。 暑い時にさっぱりした刺身こんにゃくは最高です。 寒くなったら味噌おでんにして食べれば良いですしね。

A子さん、教えてくださって本当にありがとうございました! 今度は一人で混ぜ混ぜ、コネコネ、練り練り、頑張って見ます。

2 件のコメント:

サコリン さんのコメント...

素晴らしい~~!!
手作りのこんにゃく、初めて拝見しました。
美味しそう!!
作りたてのこんにゃく、絶対食べてみたい。
しかし、かなりの肉体労働ですね。
やはり、美味しいものを頂くには手間隙かけないとね♪
丁寧で判りやすいレシピ、ありがとう♪母さん。
私も早速チャレンジしてみるね。

mikko さんのコメント...

やってみて、ぜひぜひ。
絶対満足の行くお味だと思います♪

確かにただひたすら混ぜる、捏ねる、練るですけど、それだけの価値はあります。

結果教えてね~。

私はたろー母さんのささみせんべいを作ってみたんだけど、太郎大喜びで目の色変えて食べてます。ついでに人間用のも作ってみました。
今度ブログに載せますね。