2011年6月24日金曜日

引き篭もりの効果

材料だけは大分前に揃えていたのですが、やっと重い腰を上げ作り始めました。胸にタックの入ったチュニックです。涼しげなブルーの小花柄のコットン布地。襟元には色の綺麗なボタンをあしらって、アクセントに(すてきにハンドメイド2010年9月号に掲載)。 アキが退院してきてから、婆やの引き篭もりは本格化してきました。必然的にそうならざるを得ない?と言うのはアキにかこつけた言い訳でしょうね・・・。 まあとにかくほとんど一日中家にいる訳ですから、外出するのと比べると余計な物は買わないし、ガソリンは減らないし=婆やの体重も減らないのですが。ここのところ猛暑で今日などは外は35℃以上で家の中でさえ30℃。コロラドでなければかなりきついですが、ここは湿気が少ないので、室内が30℃あっても空調なしで窓を開けていれば凌げます。そんな訳でアキが昼寝をしている間に2階のソーイングルームでミシンがけをして、完成させました。

胸元のボタン、以前もブログに載せましたが、母が長い間しまっておいた物で、青山のアパートを片付けた時に私がアメリカに持ち帰った物です。
新品のボタンではありません。どれも古い服から取り外した物です。きっと母が見たら、懐かしそうに一つ一つのボタンの思い出を語ってくれたことでしょう。もっと早く母の存命中に使えば良かった・・・とちょっと悔いが残ります。


暑いので家の中でゴロゴロしてるのは人間も犬も同じです。元気なはずの太郎もコロラドの直射日光は本能で危険を感じるのでしょうか?日中はほとんど家の中で休憩中です。


アキの目に少し力が戻ってきたように思えます。ただ、先日デッキに上がってこようとして転げ落ちてから、裏庭に出る時に必ず付き添いますが、絶対に階段を上ろうとはしません。(当然といえば当然!)

そのまま裏庭のゲートを出て、フロントヤードを通ってガレージを開けて家の中に戻ると言うえらく面倒なことを2,3時間毎に繰り返します。最初は太郎も付いて来たがって駄々をこねましたが、数回やっているうちにちゃんと学習したと見え、今は裏のゲートをアキが抜けると一目散に家の中に入って、ガレージから家に入るドアの所でちゃんとお出迎えしてくれます。(^^)b

後ろ足の感覚があまり無いアキはアクロバットさながらの座り方をします。痛くないみたいですが、時々体位を変えてあげないと、いざ立とうとした時痺れて動けなくなります。だから婆やの引き篭もりは当分続きそう?です。同時に買いためてある材料が作品になるかも!?








2 件のコメント:

いせっこ さんのコメント...

ステキなチュニックができましたね。ソーイングも完璧だね。前回の編みぐるみ、じーっと見てたらなんかアキの顔に見えてきました。
 確かにアキ、目が前回と違いますね。ほんとに後ろ足、細くてアクロバチックな座り方ですね。犬の介護も人間と変わらないなあ。
伊勢もおとといから30度を越え出して蒸し暑く、ついに昨日からエアコンのお世話になっています。これから母は食欲がなくなる季節です。夏だけ母をドラえもんのどこでもドアでコロラドに連れて行きたいわ。アキみたいなもんです。

mikko さんのコメント...

F-ちゃん、いつもコメントありがとうございます。名前を入れるやり方、問題無くコメントが投稿できるみたいで良かった~!
小型犬ならさほどでもないことが大型犬だと本当に人間と同じ。(実際体重も40キロくらいだと小柄な女の人と同じですものね・・・私は例外!)言葉が通じない分さらに難しいこともあります。裏庭から表に回ってガレージから入る方法、大分板についてきたと思ったら、昨日家の中に入ってきたアキの右後ろ足から血が出てるじゃありませんか!引きずりながらコンクリートを歩くので擦れてしまったのです。早速ガーゼと伸縮包帯でカバー。そのうち靴を履かせないと駄目かも?
夏はまだ介護は楽。本当に大変なのはコロラドの冬。今から考えるとゾッとします。私も冬になったらどこでもドアでそちらにアキを連れて行きたい~!