2011年4月23日土曜日

週末は映画三昧

いつもTVJAPANと日本のDVDが主体の婆やのテレビ鑑賞ですが、この週末は思い切ってアメリカの映画を観ることに。街中のBLOCKBUSTERが閉店してしまった中、偶然家の近くの1店だけまだやっていました!以前から借りたいと思っていた3枚が全部あったので、全部借りて来ました。
まずはMATT DAMON主演のHEREAFERから。死後の世界・・・来世・・・をテーマにしたCLINT EASTWOOD監督の最近の映画です。冒頭の津波のシーンがものすごく衝撃的で、まずそこでショックを受け、その後は3人の人物がそれぞれ死後の世界と何らかの関係を持ちながら話が進んで行きます。引き込まれて最後まで一気に観てしまいましたが・・・はっきり言ってよく分からない?映画としては面白いのですが、テーマが奥が深く最後は完結した感がないまま、何となく終わる感じです。でも誰も体験したことのない世界を映像で捉えようとしたらこんな感じなのだろうか?と何となく納得も・・・。



次はコメディー映画。ブログの先輩のいまここさんが教えてくださった1本。なんとも面白くて、それでいてちょっと感動場面もあり、ひとりで笑い、お煎餅をボリボリ、また笑い♪ あ~、楽しかった!
(いまここさん、教えてくださって本当にありがとうございました!)


そして最後の1本がHACHI。秋田犬のオーナーなら絶対観るべき1本です。もっと早くに観たかったのですが、やっと借りて来れました。Richard Gereもなかなか素敵でしたが、何と言ってもこの映画の主演はこの子でしょう! 秋田犬(あきたいぬ)の名前を世界中に知らしめたハチ公。実際のハチ公は片耳が倒れていますが、この秋田犬はそれは立派な正統派です。

突然の先生(リチャード・ギアは大学の教授)の死を知る術もなく、毎日毎日、駅に出迎えに行くハチ。



馴染みのお店の前を通り、いつも先生と一緒に歩いた道を一人ぼっちでトボトボと。




秋田犬の特徴である古武士のような眼。


しっかりとした意思を表すような一文字の口。



渋谷駅とは大分感じが異なる駅だが・・・


年老いたハチ・・・


それでも毎日決まった時間に駅へ
先生と深く心の絆で結ばれていたハチは遠のいていく意識の中で、先生が帰ってくる姿を夢見る・・・

そして眠るように静かに先生のもとに旅立つのです。
日本の“ハチ公物語”が良いのか、このHACHIが良いのか、なんて婆やにはどうでも良いことで、秋田犬をこよなく愛するものには最高の映画でした。久しぶりに涙、涙で心が洗われた様な気持ちになりました。
映画を観終わってふと外を見ると、そこは真っ白、ハチの駅前と同じ雪でした。


4月23日のコロラドです。さむ~い}}}}}}}}}}}


2 件のコメント:

imakoko さんのコメント...

Mikkoさん、Dinner with Schmacksをお楽しみいただけたようで嬉しいです。クラフト好きとしてはなんかオープニングから引き込まれませんでした??

偶然C. Eastwoodは最近何か撮ってないかしら?と思っていた所なのでHereafter観てみます。死後の世界ものでは10年以上前の作品になりますが、

是枝裕和監督のAfterlife(邦題ワンダフルライフ)おすすめです。
R. Gereも結構いい映画に出てますよね。さっぱりした感動の涙がながせそうな作品、こちらも近いうち観てみます。ありがとうございました。

イースターで雪ですか。お風邪など召しませんように。

mikko さんのコメント...

いまここさん、いつもコメントをありがとうございます。
本当にあのねずみさんたちはあまりにもかわいくって、思わず作りた~い!と思ってしまいました。(^^)

ワンダフルライフ・・・タイトルは聞いたことがあるような?
あれはドラマだったでしょうか?最近、自分の記憶ほど不確かな物は無いと益々実感しているところです。(苦笑)
10年前のならもしかしてDVDになって貸し出しているかもしれませんね。今度チェックしてみます。

イースターの雪はすぐ融けましたが、昨日は急に激しい雹、今日は雷・・・と退屈からは程遠いコロラドのお天気です!