2010年2月9日火曜日

up(映画)

看護師としてフォスターホーム(里子や病人を預かる家庭)に5人の病気の子供たちの面倒を見に行っていた次女が「ものすごくかわいくて良かった!から」とDVDを借りてきてくれました。子供たちと一緒に彼女はなんと4回も観る事になったそうですが、毎回泣いてしまったみたいで・・・。
私は大丈夫・・・と思っていたのですが、見終わったときには目が真っ赤になってしまいました。
主人公のおじいちゃんが最愛のおばあちゃん(先に亡くなってしまうのですが)と子供のときに出会うところです。冒険大好きな二人はすぐに意気投合して親友になり、やがて結婚することに。
幸せな結婚生活が(まあいろいろあるのですけど)続き、二人は共に白髪に・・・。
でもおばあちゃんが先に天国に旅立ってしまい、その後独りになったおじいちゃんがおばあちゃんとの長年の夢の約束を果たすために二人の思い出が一杯詰った家ごと旅に出るところからこの物語が始まります。


 
偶然に一緒に旅をすることを余儀なくされた少年。そして絶滅危惧種の大きな鳥、犬の言葉を人間の言葉として理解できるようにする器械をつけた犬。この奇妙な仲間?たちが一緒に力を合わせて旅をして行きます。思わぬ所から妨害があったり、意見の食い違いから大喧嘩をしてしまったり・・・・・でも最後には感動のフィナーレが!(詳しいことはぜひご覧になってくださいませ)

自分もだんだんと歳を重ね、この主人公の気持ちがわが身に沁みて、なんか切ない気持ちになってしまいました。どんなに仲の良い夫婦でも家族でもいつかは別れが来る・・・これは命あるものの宿命です。悲しみで心を閉ざしてしまっていた主人公が少年や動物たちに助けられながら、夢をかなえるために一歩一歩進んでいく・・・そんな姿を見ていると不思議と勇気と希望が湧いて来ます。

最近、自分のブログのあり方に“これでいいのか?”と疑問を抱える日が続き、ちょっとダウンだったのですが、 上を見ればきりが無いし、とにかく自分らしいことが一番!と無理やり?言い聞かせて、結局今年も舞台はほぼ自宅とその周り・・・そして役者は・・・主演男優はもちろん太郎!????助演俳優として年増ですが美形の秋菜(アキの本名)でやって行きます。宜しくお引き立てのほどをお願い申し上げます。m(_ _)m

UPチャンスがあったらぜひご覧になってください。優しい気持ちになれます。     (*^-^)v

2 件のコメント:

imakoko さんのコメント...

私もこの映画大好きです!ぎりぎり映画館で観ることができました。この国の(個人的に選挙権も無いので余計イライラしますが)政治や医療問題や武力介入戦略などに疑問符ばかりの毎日、『ああ、でもこの国はこんなすばらしい映画を作ることができるんだ、そして多国籍の人が夢を叶えるためにやってくる会社を創ったんだ』と目頭もそうですが、心の中にあたたかい感謝の念が沸きました。すばらしい映画でしたね。

mikko さんのコメント...

いまここさん、映画館で観られたんですね。最近は年に一度映画館に行くか行かないか?ぐらいになってしまいましたが、やはり迫力が違いますから、少しは私も出かけなければ!と思いました。UPはあまりにかわいく素敵な映画でしたので、チャンスがあったらまた借りてきて今度は主人と一緒に観たいです。確かにこの会社、人種の垣根を越えてみんなが和気あいあいと仕事を楽しんでいる様子が伺え嬉しくなりました。(^^)