Debbieちゃんは4歳

今日は９・１１です。アメリカにとってはあの悲惨な悲しいテロ事件から今日で12年です。2度と起きて欲しく無い！との多くの人の願いも空しく、未だに世界中で自爆テロなどの悲しいニュースが後を絶ちません。あらためて本当の世界平和を願わずにはいられません。


今回のタイトルのDebbieちゃんですが・・・名前だけ見ると金髪のかわいい女の子のイメージが浮かびます？
実はDebbieちゃんは4歳の秋田犬なのです。
頻繁に市の保健所（と、言うより動物保護施設ですね）のホームページをチェックしているのですが、滅多に見かけることの無い秋田犬が今回は2頭も！そのうちの雄の１頭は今日はもう載っていなかったので、きっと飼い主さんが引き取りに来たのでしょう。
アメリカン秋田のミックスの男の子（白）も出ています。

笑顔のかわいい女の子です！

避妊手術を受けずに４歳まで飼われていたので、もしかしたら繁殖犬として飼育されていたのかしら？
写真だと左耳に傷があるように見えます。犬同士の喧嘩で噛み千切られた痕かな～？
我が家に迎え入れることは非常に難しいですが、とっても気になって電話で問い合わせて見ました。

まず９月４日に施設に入って来た理由は迷子犬だったからで、その後飼い主さんと連絡を取ろうとしたものの未だ連絡が取れず、問い合わせ（飼い主からの）も無く、性格、健康上の問題も見られないためアダプションに出されたとのことでした。

ドキドキしながら「どの位の期間、そちらでは置いておくのですか？」と訪ねると「余程の凶暴性が見られるか、重症な病気や怪我でもない限り、安楽死は原則的にはしませんから、何ヶ月でも良い家庭に引き取られるまでいますよ」と、嬉しい答えが返ってきました。だいたい長くても3～4ヶ月のうちにはほとんどの子がアダプトされていくそうです。ペットショップでも犬の販売はまず見られませんから、レスキュー団体や市の保護施設などからアダプトする人がそれだけ多いということでしょうね。それでも最近はネットでブリーダーを装って子犬を販売する悪徳業者がいるので、要注意！とつい2日前の新聞に出ていました。パピーミルと言われる子犬を大量生産する闇商売の業者がネット販売をしているので、くれぐれも気をつけてちゃんとしたブリーダーから購入するように！と厳しく書いてありました。買う人がいる限り、商売になるので悪徳業者が無くならないので購入する側が細心の注意をし、見極める必要がありますね。良いブリーダーは子犬を求めてくる人たちと何度も話し、売った子犬が幸せな一生を送れるかどうかを考えて売りますから、お金を払ったら実際に会いも話もせずに子犬を送ります・・・みたいなブリーダーは絶対に危ないです。
コロラドスプリングス市の保護施設から動物を引き取る時はタダではありません。大体の犬は130ドルです。これには1年間のライセンス代、獣医さんの初回診察無料券、予防接種代、避妊手術、マイクロチップ挿入、45日間のペット保険が含まれています。
人気の高い犬種や生後4ヶ月以内の子犬などはさらに高いです。
それによって少しでも引き取り相手が見つかりにくい犬たちを長くお世話できるように考えられたシステムのようです。例えば今回も黒ラブの生後8週間のパピーちゃん達は500ドルと書いてありました。

Debbieちゃん、どうぞ一日も早く素敵な家族にめぐり合えます様に。


太郎は首輪に犬の鑑札（銀色の四角）、狂犬病の予防接種札（銀色八角形）、マイクロッチップ登録札（黄色）、そして迷子札（青の骨型）の4枚をジャラジャラとぶら下げています。この他に首輪には念のため家の電話番号と名前も書いてあります。

太郎が首に付けているジャラジャラ

 ただ、これだけ付けているとそのままだと動く度にガチャガチャとうるさいことこの上ない！　人間よりはるかに聴覚も優れている犬にとっては首元での耳障りなこの音は耐えられないのでは？
と心配なので昔いろいろ考えたのですが、何より手早く簡単かつ経済的で一発で効果てき面な方法・・・見た目はいまいちですが、我が家はどの犬もみんなこれです。

ご覧下さいませ～！

安上がりで簡単でしょ！

そうなんです。輪ゴムです。それも少々太めのやつです。
こうやって置くと全く音しませんし、半年くらいして輪ゴムが切れて無くなってもまた新しい輪ゴムを付ければ良いので、問題ありません。迷子になった時も鑑札や迷子札を見たければ輪ゴムを外せば良いだけですから。ただ例えば太郎が迷子になって、一体どれだけの方が太郎の首の札を見る勇気があるか・・・？は疑問ですが。これだけの大型犬となると近づくのに躊躇う方が多いでしょうね～。そこは超フレンドリーな太郎ですから、上手くやるかな？
まあ、迷子にならないことが一番ですね。

Debbieちゃんが幸せな出会いがあるまで保護施設で暮らせることが分ったのでちょっとホッとしたお母さんでした。