2011年11月23日水曜日

結婚記念日旅行 その3

3階に上がる階段の途中の踊り場には細長いクリスマスツリーとそれを囲むように当時の村人の様にドレスアップした人形が飾ってあります。あらためて昼間で良かった・・・。階段の横の壁には古い写真が所狭しと展示されてあり、昔を偲ばせてくれます。




山に向かって天井までのガラス窓・・・ここは温室として使われ、以前は天井もガラス張りで非常に明るい部屋だったため、神父の後Miramont Castleを購入した慈善修道女会では手術室として使用していたようです。(コロラドの乾燥した空気が結核の療養に大変良いとの評判で、城は結核患者専用の病院としてしばらくの間利用されていました)
その隣は16面の壁の部屋で、写真でもお分りのように壁が凸凹と出たり入ったりしています。
城は総面積が14000スクエアーフィート(定かでは無いですが、たぶん1100平米くらい?)の4階建てでどの階からも外に出られるように斜面に設置されています。建築様式としてはクイーンアンをはじめなんと9つもの様式が取り入れられています。フランコロン神父が設計に直接たずさわり、Gillis兄弟(Archie, Angusのこの時代では結構知られた建築家)が建設しました。城の外壁の石や内部の木材に渡り神父がいかに費用を惜しまず、こだわって建てられたかがうかがわれます。
そして1897年完成の時点ですでに水道、電気、暖房完備の当時としては最先端のモダンな城だったのです。

さてと、明日はこちらのThanksgivingなので婆やはやることが山積みで・・・。すみませんがこのつづきはまた次回に(いったい一泊旅行記がいつまでかかることやら・・・やれやれ)。

2 件のコメント:

いせっこ さんのコメント...

美智子さんたちはそのお城に泊まるのではないよね?お城はどうやって運営されているの?ナショナル・トラストみたいになってるんですか。それにしてもアメリカ人もその手の話が好きなんですね。堅牢な建物が残る文化ならではなんでしょうね。日本人も怖い話好きだと思うけど、タイプが違うもんね。「シャイニング」のホテルに行ったのかと一瞬思いましたが、あれはスタンリーホテルだっけ?
これから超忙しい時期ですね。太郎の手じゃ役に立たんし、体に気をつけてほどほどにね。

mikko さんのコメント...

1976年に財団法人史学会がお城を購入し、その後沢山の寄付やボランティアの働きにより、現在の状態までに修復され維持されています。
私達が泊まったのは同じく古い建物ですが、Miramont Castleではありません。ここは宿泊は出来ない(出来てもしたくないかな?)です。ホテルの写真はそれは綺麗です!なかなかそこまでブログが辿り着けずすいません。
シャイニングはスタンリーホテルで正解!
コロラドにいらしたら、行ってみましょうよ~!ただし、昼間に見学だけ。
忙しい中、いかに手を抜けるか思案中です。
太郎は掃除していても私に付いて周ってくれますが、確かに彼の手じゃ役に立ちません。ただ気分的に一人でやってないような気がして楽な気持ちになりますけども(笑)。