2012年6月28日木曜日

始めて見る鳥

山火事の影響でしょうか?いつもの裏庭の常連さんでは無い鳥が畑でミミズを探していました。 お山が火事になってここまで逃げてきたの?

キッチンの窓から見ただけでいつもの鳥さんたちじゃない!とすぐ判るなんて、婆やの観察力も大分上達したのかしら?

盛んに細長いくちばしで地面を突っついています。

特徴がある模様です。

大きさも30cm以上あります。こまつぐみが25cmほどですから、随分大きく見えます。野鳩と同じくらいですね。

フェンスの上に停まってしきりに反対側をコツコツやっています。

今度は向きを変えました。首に黒い襟みたいなマークがあります。これは決め手になります。

早速調べて見ました。この間爺やに買ってもらったコロラドの鳥図鑑。

たぶん、これではないでしょうか? Northern Flicker オスは頬に赤い色の部分があるみたいですが、家に来てくれた子にはなかったので、女の子だったのですね。

ウィキペディアの中の写真です。日本語名はハシボソキツツキです。
細長いくちばしを見た時、もしかしてキツツキ?と思ったので、やっぱりそうだったのね!とちょっと感動です。 山火事でお山から避難してきたのだとしたら、どんなに怖い思いをしたんだろう・・・もう心配ないからいつでもミミズを捕りに畑に来てね!と言いたいです。 そして頑張って生き抜いて欲しいです。

山火事5日目、6日目

6月27日山火事5日目の空です。お昼頃ですが、前日の様子とは違い気温も気持ち下がりました。

夕方の写真では山火事がまるで嘘のような綺麗な夕焼け・・・

煙が雲となって頭上に広がっていますが、前日のあの恐ろしい炎が上がっているのとは比べ物になりません。

東の空はこんなに青い・・・

6日目(6月28日)のパイクスピークです。はっきりと輪郭を望むことことが出来ます。

北側に煙が流れています。

風の強い時は全く何も見えなくなってしまうのですが、今日(6日目)は家から北側のブラック・フォレストが良く見えます。

北西の方角はもくもくと煙が雲になって空高くまで上がっています。そして見えますか?雨が降っているのですが・・・ところがこの雨、余りの乾燥のため、地面に到着する前に蒸発してしまい消火には至りません。

パイクスピークの並びの山々、良く見るとあちらこちらから煙が上がっていますね。

これが突風に煽られてものすごいスピードで山を駆け下り、人家を焼き尽くしたのです。

北西の空は相変わらず不気味なグレーと憂いを込めた薄紫が混ざり合って、不安な人々の心境を表しているかのようです。
 

2階から撮った写真は遠くまで良く見えます。煙がカバーする山が西から少しずつ北に移動している様子が判ります。
それでも今日は10%が消火されたとの報告がありました。今までずっと5%だったので、これは進歩です!全焼家屋の数も発表されました。346軒が焼かれたそうです。
現在も32000人以上の方達が避難を続けています。少しでも気温が下がり、風が穏やかな状態が続きます様に・・・祈ります。
灼熱地獄の中、命がけで消火活動にあたって下さっている消防士さんたち、町中の治安や交通を守るためにパトロールを強化して昼夜通して働いて下さっている警察官の方達、本当に感謝です。神様のお守りと祝福がありますように!

2012年6月27日水曜日

いつもの面々

山火事の被害でいったいどれだけの野生動物が犠牲になったことでしょう。 避難区域に入っていない我が家の周りではちょっと煙いことと臭いことを除けば、いつも通りの彼らの穏やかな生活が守られています。のびた君、毎日のようにやってきてはあれこれ物色して行きます。

のびた君だと思っている根拠は立派な尻尾と前にも書きましたが・・・もしかしたらのびた君の子供の尻尾が立派になったのかも? 我が家に来るリスは代々みんなのびた君と呼んでいる為、知らぬ間に世代交代が行われている可能性もあります。
君はだあれ?

26日の雛です。こんなに大きくなりました!

2羽で狭い巣の中で身を寄せ合っています。親鳥が必死に餌を運んできてましたが、この日はもう回数が少なくなって、時々様子を見に来る程度なので、巣立ちが近いかも!?

横の通りで野生のウサギが遊んでいるのを見つけました。

結構大きい子達なので、もしかしたら恋人同士かも?そのうちちっちゃい子がぞろぞろ出てくる?

太郎は婆やが裏庭に出る度にデッキに出るスライディングドアのところで待っていてくれます。
待っている・・・?たぶん、寝てるんじゃないよね? でも婆やが中に入ってくると一緒に後を付いてリビングに来てそこで横になるので、やっぱり待っていてくれてるのでしょう。

27日(水)、朝はまだ2羽が巣にいたのですが・・・午後に覗いて見たら・・・えっ!空っぽじゃないですか!親がさくらんぼを雛に与えていたのでしょう。種が空っぽの巣の中に残っていました。

キッチンの窓から裏庭を見ていたら、あら?あれ、巣立った子じゃない?
慌ててカメラ片手に裏庭に飛んでいったら、やっぱりいましたよ!尾羽の短い迷彩柄のおちびちゃんが!

もう一羽も畑の方の隅っこのブドウの葉の陰でみっけ~!真正面で目が合ってしまった!
ブドウの葉にピントが合ってしまいました。ごめんね~、せっかくのかわいいお顔がぼやけちゃったね。 元気に大きくなってまた家に帰って来てね。つぐみママ、パパ、良く頑張ったね。お疲れ様でした。

山火事4日目

青空が広がっていた3日目と打って変って、恐ろしく豹変した4日目の山火事です。
風向きが変わり、少しずつコントロールされていたWaldo Canyon Fire、本性を現したかの様に牙を剥きました! 3日間一つの建造物被害も出さなかったのですが、一挙に西側の高級住宅地が炎に飲み込まれ幾つもの豪邸が焼かれました。
我が家から15~20キロ位の所です。沢山の木々に囲まれて閑静な眺めの良い住宅地でした。
写真は家の裏で、この辺りは煙こそ来ますが、避難勧告も出ていない、町の東側になります。
青空と火事の煙の境目がこんなにはっきり判ります。

太陽が不気味な色になって行きます。

黒い煙がどんどんと太陽を飲み込んで行くみたいに見えます。

夕陽が溶けて行く・・・。

西から東に向かって強風が吹き雲の動きが激しくなり、同時に火が飛んであちらこちらに新しいFireがスタートします。
同じ時間帯に撮影した写真ですが、風向きが刻々と変化するため、こんなに空の色が違います。
まるで夕陽が灼熱の空気で溶けかかっているかの様な写真になりました。
この後、ニュースでは炎に包まれて崩れ落ちて行く家々の様子を夜中まで報道していました。
早めの避難が功をなして、死傷者の報告は今のところありません。でも相変わらず山火事の威力は衰えるどころか、風によって勢いを増し、飛び火を繰り返しています。
現在3万2千人以上が避難を強いられ、さらに多くの人たちが避難準備区域でハラハラしながら、山火事の行方を見守っています。
実際に家が燃えている写真もネットやニュースに出ていますが、見ていて悲しくなってしまいますので、ブログには載せないことにします。
これ以上被害が出ずにどうぞ収まってくれますように・・・。

2012年6月26日火曜日

山火事3日目 6月25日

山火事だけど僕のお家の周りは大丈夫で、今日は風が東から西に向かって吹いているので、焦げ臭い臭いもそんなにしないから、お散歩に行きます!

お家の裏庭のお花がフェンスの外にまで出てきちゃいました。綺麗だよ~。でも沢山のワンちゃんが匂いを嗅いだ後、片足を上げて自分の匂いをつけて行きます・・・だから僕も・・・エへへへ

こんなに綺麗な青空なんだけどな~。
でも公園には誰もいないです。

いつもははっきり見えるパイクス・ピーク、今日はどこ?って感じだよ、お母さん、お山が良く見えません!

夏休みだからいつもなら沢山の子供達が遊んでいるのに・・・誰もいませんよ~。
寂しいですね~。僕は一緒に遊んだり出来なくても子供達が遊んでいるのを見るのは大好きです!
公園の中のバスケットボールコートで、時々訓練をします。お母さんが待て!って言うから僕は良い子で待ってます。
ちょっとよそ見をしっちゃったけど、待て!はしてるんです。
こんな青空ですよ~。山火事がうそみたいです。


これが僕が毎日お散歩に行く公園です。有名な人の名前がついているみたいです。僕は良く知りません。でもこの公園は僕のバックヤードみたいなもんで、大好きです!

ほら僕がいっつも座ってる古いデッキが公園から出ると見えるんだ。それほど近いってことです。

あっと言う間にお家に帰ってきちゃった。ただいま~!お姉ちゃん、まだいるんだけど、明日ハワイに行っちゃうんだ・・・僕はお姉ちゃんが大好きだから、ちょっと落ち込んでます。だからあんまりご飯食べないんだ・・・僕の沈黙の抗議なんだけどな~、みんな解ってくれたかな?
解ってるよ、太郎。お姉ちゃんもきっと寂しいよ。だから良い子にして待ってようね。 ご飯食べないのは山火事のせいもあるだろうね。犬は人間よりずっとずっと敏感だから、不安だし嫌な臭いだもんね。 お母さんが一緒にいるから、大丈夫だよ。お母さんも太郎がいてくれるから、大丈夫!