2015年4月2日木曜日

本当はアラスカン・マラミュートだったんだよね。

ご近所のいつもハスキー犬と言っていた2匹の大型犬のお家(実はハスキーでは無くてアラスカン・マラミュートだと思うのです)・・・お引越ししてしまうのです。それも急に!何だか10日ほど前に家の前に大きなゴミのコンテイナー(高さ半分位のコンテナ)が置かれ、あれよあれよとゴミが持って行かれて、一昨日には引越しトラックが来て昨日には家の前に売家のサインが立ち・・・今日はご主人が2匹のワンコ連れてお庭の片付けにいらしてました。でもコロラドのお天気はコロコロ変るので、外は今にも降ってきそうな感じです。
我が家の裏庭から斜め後ろのお家です。お天気の良かった昨日の写真です。

Coming soon ? たぶん家のお掃除が終わると売りに出るのでしょうね~。

ちょっと見づらいですが2頭いるの判りますか?

うちの2階からだとお庭のワンちゃん達の様子が少し見えます。

太郎とフェンス越しにやりあったなんて思えない、かわいいお顔
 以前ブログにも書きましたが、何年も前のことですけど・・・この2匹と太郎は大変な大喧嘩をしたことがあるのです。この家の裏は散歩道になっていてそこを通り抜けようとしたらこの2匹が自分の家のフェンスを飛び越えそうなものすごい勢いで吠え掛かってきたのです。その当時この家の裏のフェンスは現在より30cm以上低かったので2匹が飛び上がったら胸までフェンスから出てしまい、それまでも通りかかる人から苦情が出ていたらしいのですが、太郎はとっさに私が危ない!と思ったのでしょう。果敢にも2対1の戦いに出たのです。太郎にしてみればお母さんを守るんだ!との忠誠心だったのでしょうが、大型犬3匹のやり合いはそれは恐ろしいものです。どちらが悪かったのか? 自分の家の裏庭のフェンスですから、2匹にとっては自分達の領域を守ると言う意識があるのは当然のこと。でもそこは誰もが散歩などで犬を連れて行き来する公道・・・太郎と2匹、フェンス越しに相手の顔を食い千切らんばかりの勢いでうなり声をあげて戦いが始まってしまいました。太郎のリードを握っていた私が吹っ飛ばされそうになって、その間時間にすれば数秒だったと思うのですが、私にはものすごく長い、まるでスローモーションの画面を見ているかのような感じだったと今でも思い出します。
我に返った私は「太郎、NO ! バック!」とリードを思いっきり引きました。
私の声にやはりハッとした太郎、すぐ私の左横に戻りました。この時ほど訓練をしておいて良かった!と思ったことはありません。 震える手で太郎の顔をなでると血が付きました。やはりやられたか~。ごめんね、太郎。 私を守ろうと必死になって怪我まで負わせてしまったこと、ものすごく後悔しました。たぶん怪我をしたのは太郎だけでは無いはず。
でもとにかく太郎の怪我をドクターに見せなければ!とかかりつけの獣医さんの所へ行き見て頂きました。幸い口の脇に歯が刺さった傷があるだけで心配無いとのこと。消毒をしてもらい念のために抗生物質が出て無事に帰宅。それでも思い出すとしばらくは震えが来ましたよ。その位大型犬の喧嘩って半端なく怖いです。おとなしい太郎ですが、いざとなるとものすごい力と強さを発揮すると言う事が解りました。
この時点で太郎は2歳ほどでしたが、秋田犬の底力と言うか、計り知れない強さが解ってある意味良かったです。それから私はどんなにフレンドリーに見えるワンコの前でも太郎を連れている時は気を抜かないようにしています。大きく強い太郎を何かの拍子で凶暴だと思われるような状態にしてはいけない!私を守ろうとする強い意識を持つ太郎を飼い主の私が守ってあげなければと思うからです。
このフェンス越し事件があってからまもなく、まったく私達とは関係なく他所の所から2匹のワンコの凶暴な態度で訴えられたとのことで、フェンスを今の高さにご主人がひとりで直していました。それでも毎日散歩する人が通る度、ものすごい吠え方をすることには変りはありませんでしたが、少なくともフェンスの上に顔が出ることは無くなりました。
後にも先にも太郎がやり合ったのはこの2頭だけです。
そんなワンコがいなくなること、太郎はどう思っているのでしょう?
最近ではお互い遠吠えしながら挨拶を交わしている様な気もするのです。どちらも年を取りましたしね~。本当のところは犬たちのみ知る・・です。
風が強くなり、気温は氷点下・・・こりゃあ明日は雪だわ~



昨日のモーちゃん、相変わらず我が物顔でご近所の庭を闊歩しておりますよ~。フォーコーナーに上がる前にはしっかりうちの4x4で爪とぎに夢中になってました。(笑)
よっこらしょ、っと声が聞こえて来そうでしょ?

のび太君も相変わらず元気に出歩いてます。

ありゃ?何か見つけたかな?

ぴっぴちゃん、我が家のドッグランにて(犬の入らないドッグランです)

モーちゃんと違ってピッピちゃんは後始末はしないのよね~。

これからはご近所の安全は僕にかかってますね!
 ハスキー(じゃなかった、アラスカン・マラミュート)たちが吠えると必ず張り合ってひと声、ふた声ワン!と言っていた太郎。何だか寂しくなるね~。あちらは横にこちらは縦にこのご近所じゃ有名な(たぶん)大型犬同士でしたからね~。

若気の至りで???一度はやり合っちゃったけど、お引越ししても元気でいてね!またどっかで会えるといいね。(いや、鉢合わせはしない方がいいかもよ、太郎) 

それでも元気でいて欲しいのは本心ですよ♪

長々とお付き合いありがとうございました。 
皆様よい週末をお過ごしください。^^




2 件のコメント:

いせっこ さんのコメント...

いざとなると太郎は強いのね。すご~い。普段はヌーボーとしてるけど、主人の危機には本性を現す、なんてカッコいいんでしょ!
アラスカン・マラミュートというのは気性が激しいのですか?ハスキーはフレンドリーだと思ってるのですが、個体によりけり?

mikko さんのコメント...

確かにすごく心強いですが・・・でも余りに強すぎて相手に危害を与えるようなことになったら困るケースもあるので、やっぱり飼い主がきちんと監督してあげないといけないですよね。でも玄関に全く知らない大きな外人さんが来たりする時は(大体が何かしらのセールス)太郎を必ず横に置いてから出るようにしています。いてくれるだけで安心な我が家のセキュリティーシステムです(笑)
ご近所の2匹のアラスカン・マラミュートは家にいる時だけ良く吠えますが、一旦外に出るととてもおとなしい穏やかな子たちです。テリトリー意識がとっても強いのでしょうね。